Project:Migration/ja

From MatVoc
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2026年、MatVoc Wikibase は NIMS ドメイン上での運用から、現在の Wikibase Cloud 上の構成へ移行しました。このページでは、移行に伴う変更点をまとめています。

URL の変更

サイト 旧 URL 新 URL リダイレクト
MatVoc Wikibase https://matvoc.nims.go.jp/ https://matvoc.wikibase.cloud/ 自動リダイレクト
MatVoc Explorer https://matvoc.nims.go.jp/explore/ https://matvoc.nims.go.jp/explore/ (URL 不変)
Query Service(対話型クエリ画面) https://matvoc.nims.go.jp/query/ https://matvoc.wikibase.cloud/query/ 自動リダイレクト
SPARQL エンドポイント https://matvoc.nims.go.jp/graph/sparql https://matvoc.wikibase.cloud/query/sparql リダイレクトされず、クエリ要変更

SPARQL クエリの変更

既存の SPARQL クエリはそのままでは動きません。以下の手順で書き換えてください。

MatVoc のエンティティに専用のプレフィックスが必要になりました

旧環境では、MatVoc の項目やプロパティを wd: や wdt: のプレフィックスで書いていました。

新環境の Query Service では、wd:、wdt:、p:、ps:、pq: が Wikidata の名前空間として最初から定義されています。たとえば wd:Q1 は http://www.wikidata.org/entity/Q1 に展開されます。そのため、これらのプレフィックスを使った旧クエリは、エラーにはならないものの、MatVoc の結果を1件も返しません。MatVoc のデータは https://matvoc.wikibase.cloud/ 配下の URI を使っているので、クエリの先頭で MatVoc 用のプレフィックスを宣言し、クエリ本体でもそれを使ってください。

PREFIX mv:    <https://matvoc.wikibase.cloud/entity/>
PREFIX mvt:   <https://matvoc.wikibase.cloud/prop/direct/>
PREFIX mvp:   <https://matvoc.wikibase.cloud/prop/>
PREFIX mvps:  <https://matvoc.wikibase.cloud/prop/statement/>
PREFIX mvpq:  <https://matvoc.wikibase.cloud/prop/qualifier/>
旧 新 用途
wd: mv: 項目とプロパティ(Q…、P…)
wdt: mvt: プロパティの直接値("truthy" 値)
p: mvp: 文ノード
ps: mvps: 文の値
pq: mvpq: 修飾子(qualifier)

注意:これらの URI は https:// です。http:// で宣言したプレフィックスは MatVoc のデータに一致しません。迷ったら、任意のアイテムページのサイドバーにある 概念URI を確認してください。

例

変更前(新しい Query Service では動きません):

SELECT ?item ?itemLabel ?broader ?broaderLabel WHERE {
  ?item wdt:P8 ?broader .
  SERVICE wikibase:label { bd:serviceParam wikibase:language "ja,en". }
}
LIMIT 10

変更後(新エンドポイント用):

PREFIX mv:  <https://matvoc.wikibase.cloud/entity/>
PREFIX mvt: <https://matvoc.wikibase.cloud/prop/direct/>

SELECT ?item ?itemLabel ?broader ?broaderLabel WHERE {
  ?item mvt:P8 ?broader .
  SERVICE wikibase:label { bd:serviceParam wikibase:language "ja,en". }
}
LIMIT 10

Try it!


rdfs:、wikibase:、bd: などの標準プレフィックスとラベルサービスは、これまでどおり使えます。

手早く移行するには

書き換えるクエリが多い場合は、次の手順が一番早いでしょう。

  1. エンドポイントの URL を変更する。
  2. 上記の PREFIX 宣言を各クエリの先頭に追加する。
  3. クエリ本体で wd: → mv:、wdt: → mvt:、p: → mvp:、ps: → mvps:、pq: → mvpq: と置換する。

一括置換するときは、単語単位で一致させる(例:正規表現 \bp:)ようにしてください。単純な文字列置換だと、p: が <http://…> という URI 内の http: の末尾にも一致して、httmvp:// のように URI が壊れてしまいます。